相続税の対策ってよく耳にしますが、具体的にはどんなことをするの?
お答えします!
相続税を抑えられるよう対策を考えることを相続対策といいます。
相続が発生した場合、相続税をいくら払うのかを計算します。払う税金を抑えられるよう対策を考えることを相続対策といいます。
相続対策、といっても、方法は1つではありません。資産の額や内容によっても変わりますし、家族構成によっても変わってきます。
一言では回答できませんので、専門家に相談することはとても大切です。
例えば、少しずつの贈与するという方法があります。毎年110万円までは、贈与税がかかりません。ですので、毎年110万円ずつ贈与するのです。ただそれでは10年かかっても1,100万円までしか渡せません。なので例えば奥さんと子供2人いた場合、毎年330万円ずつ無税で贈与でき、10年続けば3,300万円までは可能となります。
また土地について、配偶者との婚姻期間が20年以上あれば、2000万円までは税金がかかりません。そのため、土地の持分を変えるという方法もあります。
こういった地道な方法もあれば、他に不動産を活用するなど、様々な方法があるのです。ですので対策を検討する際にはぜひご相談いただきたいと思います。
ちょっとした知識だけでは難しいんですね。