相続税が控除される制度があるってきいたんだけど?

相続税が控除される制度がいろいろあると聞きます。
具体的に、どんな制度があって、どのような場合に控除されるのでしょうか?

お答えします!

相続税が控除される制度について説明します。

相続税の税額控除には、まず基礎控除があります。

基礎控除額 = 3,000万円 + (法定相続人 × 600万円)

これとは別に、「税額控除」というものがあります。
税額控除は、課税価格の合計額が基礎控除額を超える場合、実際に算出した相続税額から、一定の額を控除するという仕組みです。

具体的には、以下ようなものがあります。

配偶者の税額軽減

前述したとおり、配偶者が相続した財産のうち、法定相続分または1億6千万円分までは税額が軽減される

未成年者控除

未成年者は成人になるまでの期間に応じて、一定額税額が軽減される

障害者控除

障害者は85歳になるまでの期間に応じて、一定額税額が軽減される

相次相続控除

10年間に2回以上の相続があった場合税負担が軽減される

それぞれの制度の適用については、一定の条件がありますので、詳細についてはお問い合わせください。

この記事は2018年に書かれたものです。
内容が最新の情報と異なる可能性がありますのでご注意下さい。