相続税が控除される制度がいろいろあると聞きます。具体的に、どんな制度があって、どのような場合に控除されるのでしょうか?
お答えします!
相続税が控除される制度について説明します。
相続税の税額控除には、まず基礎控除があります。
基礎控除額 = 3,000万円 + (法定相続人 × 600万円)
これとは別に、「税額控除」というものがあります。
税額控除は、課税価格の合計額が基礎控除額を超える場合、実際に算出した相続税額から、一定の額を控除するという仕組みです。
具体的には、以下ようなものがあります。
配偶者の税額軽減
前述したとおり、配偶者が相続した財産のうち、法定相続分または1億6千万円分までは税額が軽減される
未成年者控除
未成年者は成人になるまでの期間に応じて、一定額税額が軽減される
障害者控除
障害者は85歳になるまでの期間に応じて、一定額税額が軽減される
相次相続控除
10年間に2回以上の相続があった場合税負担が軽減される
それぞれの制度の適用については、一定の条件がありますので、詳細についてはお問い合わせください。