相続といえば、家や土地などの不動産や、預貯金や株などの金融資産が頭に浮かびますが、それ以外にも対象となるものはあるのでしょうか?
お答えします!
基本的に、その人が持っていたもの、全てが対象となります。
例えばゴルフ会員権や自動車なども対象になります。
もし、借金があったとしたらどうなりますか?
それも相続の対象です。マイナスの資産も、相続の対象となるのです。例えば、事業の失敗等で、銀行から多額の借金があったとしたら、それも対象です。
その借金も引き継がなければいけないのですか?
基本的にはそうですが、それを「放棄」するという方法があります。
借金をそのまま相続するということになると、今度は相続人、つまり残された家族がそれを返済しなければなりません。それでは困ってしまうので、「相続の放棄」の手続きをすることで、その借金を負わずに済ませることができます。
その手続きには期限があるのですか?
はい。その手続きは、相続が発生してから3ヶ月以内にする必要があります。