子供に自分たちの財産がわかってしまうのが気になるんだけど?

相続を考えると、当然全財産がどれくらいあるのかを明らかにする必要があると思います。
その額が、どれくらいあるのか、というのを、子供たちに知られるのは気が引けるんだけど。

お答えします!

財産を明白にしておくことは、家族のためにも大切なことです

相続は、残された財産を全部調べないと、申告ができません。
どこに何があるのかがわからないと、調べるのに時間と手間、場合によっては費用もかかってしまうことになります。明白にしておくことで、残された家族が苦労せずに済むのです。
言ってみれば、家族に対する最後の優しさかもしれません。

とはいえ、なかなかできないですよね。

最近は、「エンディングノート」を書く人が増えていますが、それに記載するのも1つの方法ですね。また、遺言書を作成する場合は、当然そこにも記載されます。

もし、家族にもわからない貯金などがあったらどうなるんですか?

例えば事故などで急に話すことができなくなったり、最悪の場合亡くなったりしてしまった場合、それが埋もれてしまう可能性があります。
そうならないように、わかるようにしておいた方が、スムーズな相続が行えるのです。

この記事は2018年に書かれたものです。
内容が最新の情報と異なる可能性がありますのでご注意下さい。